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Rule 115 なういランキング〜2013年10月号「本でも読むかね」
放送日:2013年10月30日(水)18:30〜


毎月最終水曜日は「なういランキング」です。なうい洋一が日頃の生活や、ふと感じた話を音楽と共にお伝え致します。このランキングは、なうい洋一が独断と偏見で順位を決めてますので、学校のお友達や会社の同僚などに、「この曲流行ってるんだよ」と言っても、巷とはズレている恐れがありますので、個人的に楽しんでください。


今回は、まもなく文化の日、秋の夜長に、推薦する本をご紹介します。なうい洋一がセレクトしたブックローケーションも併せてご紹介いたします。題して、「邪魔にならない秋の風」の選曲で、お送りいたします。


第1位 JIMMY MESSINA / Seeing You(1998年)

▽田中康夫 / なんとなく、クリスタル

当時は「ブランド小説」と呼ばれ、本作にちなんで女子大生は一時期「クリスタル族」とも呼ばれていた。その後のバブル景気におけるブランドブームを先取りした世界観ともとれる内容の節もある。なうい洋一にとってはライフスタイルの一番最初のバイブルでした。

ブックロケーションは、オープンカフェ。秋風をたまに感じながページをめくると、あなたの青春時代が蘇ります。


第2位 Aerosmith / Sweet Emotion(1997年)

▽西村京太郎 / 十津川警部トラベルミステリー

全国の観光地などを題材に繰り広がる、警視庁捜査一課・十津川省三(とつがわ しょうぞう)警部主人公のトラベルミステリー。

ブックロケーションは、寝室。寝る前に西村京太郎ワールドを読みながら、日頃時間がないとボヤいている、あなたへ。寝てる間でも素敵な旅でもしてください。


第3位 The Eagles / The Sad Café(1979年)

▽渡辺真理子 / 見えない靴

青春の輝きを求めて…。20代女性の夢と恋愛をスリリングに描いています。

ブックロケーションは、ファミリーレストラン。フリードリンクを注文して、ドリンクのおかわりをした際に、好みのケーキを注文して、もう少し読み続けてみましょう。


第4位 PAUL WELLER / I Should Have Been There to Inspire You(1997年)

▽夏目漱石 / こゝろ

夏目漱石、後期三部作のひとつ こころ。大正という新しい時代を生きるために

ブックロケーションは、ショッピングセンターの通路のベンチ。自分の目の前を通り過ぎる足跡。「こころ」を読み始める。読み進むとすべての音が消去される。そこに現在起こっている、日常のストレス。ふっと我に返って、晩ご飯の食材を選びに行く。



オープニング
 手島いさむ / ファイヤープロレスリング 「祭囃子〜ゲームトリビュート」より

エンディング
 堤秀樹 / 蝉しぐれ〜our voyage



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